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ヒシカワの商品は国土交通省
のF☆☆☆☆認定を登録
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TEL:072-949-0622
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突き板(ツキ板)という言葉は、突いて削り出した後、ということであり、英語のSlice Venner(スライスド・ベニヤ)という言葉が最もよく当てはまる。
しかし、突き板(ツキ板)という言葉はスライスド単版(平削単版 Sliced-cut Venner)だけに限定されるかというと、決してそうとは言えない。スライスド単版は、家具や建築物の内装用装飾表面材、つまり化粧用として使われるところから化粧単版とも言われる。また、ロータリーで丸剥にした薄い板、(ロータリー単版 Rotary-cut Venner)も化粧用として使われるところから、突き板(ツキ板)ということが多い。 |
突き板(ツキ板)を他の板類に貼り合わせることは、エジプト文化時代に当時の指導階級が、その手回品や家具・椅子などに用いたことがピラミッド内の遺品などに残っているといわれ、さらにバビロニア、アッシリア時代からギリシャ・ローマ時代においても王朝の家具、壁面などにツキ板貼りしたものが用いられている。
中国では、紀元前から突き板(ツキ板)貼りの工芸品が作られており、わが国では奈良朝時代に工芸が発達し、突き板(ツキ板)工芸品から作られ正倉院の宝箱の中に突き板(ツキ板)貼りの手箱(太子の手筥・木画紫壇双六局)が見られ、今も当時の美しさを保っている。
わが国で通称ベニヤ板と呼ばれる普通合板が初めて紹介されたのは、明治27年(1894)米国シカゴ博覧会に出品されたベニヤ広板が、大日本山林総会で披露された時である。その後、明治40年(1907)1.06メートルのロータリー機が完成され、ベニヤ板を作り始めたとされている。
このように、スライド単板はロータリー単板よりも早くから作られたが、ロータリー機の完成によって、幅の広いものが出来るようになったことが、刺激となって、スライド単板も順次大きなものが出来るようになった。普通合板はベニヤチェス(茶箱)を主体として発達してきたのに対し、スライド単板、突き板(ツキ板)は家具から発展してきた点が趣を異にしている。 |
突き板(ツキ板)は、化粧材として木理の美しさが命である。このため、銘木を独特の製材方法と切削方法により生産された突き板(ツキ板)を、合板に貼り付けたものが天然木化粧合板である。
かつての合板は、大豆グルー接着剤による冷圧接着したものであったが、すぐに剥がれる欠点があった。熱硬化性合成樹脂接着剤とホットプレスの導入によって接着性能が飛躍的に向上した。
合板の性能向上とともに、昭和40年頃から家具表面材としてツキ板(天然木化粧合板)が多く使用されるようになったほか、建築物・車両・船舶・航空機・楽器・機器・文房具・レジャー用品など、あらゆる木工製品にまで、その用途が拡大された。 |
| ツキ板の利用にあたっては、(1)樹種による(2)切削方法による(3)木理による(4)厚み(寸法)による - などに種類分けされ、それぞれの特徴を知り、用途に応じた使い分けができる。 |
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樹種別では、針葉樹と広葉樹に大別される。
針葉樹ツキ板として使用される樹種は、それ程多くはない。スギ、ヒノキ、マツ、ヒバ、スプルースなどである。
広葉樹ではその種類も多い。ナラ、タモ、カバ、センを中心とした北海道広葉樹、国産林のケヤキ・オーク.ウォールナット・メープルなどの北米産広葉樹、チーク・カリン・コクタンの唐木類、ローズウッドなどの東南アジア材、サペリ・マコーレ・ブビンガ等のアフリカ材など、流通している樹種は100種類を超える。 |
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突き板(ツキ板)は、その切削方法によって、スライスド単板、ロータリー単板、ハーフロータリー単板とがある。
スライスド単板は、最も多く行われている切削方法であり、スライサー機で生産される。この特徴は、原木からの木取りの仕方(フリッチ)で任意の木目が得られることである。 |
| 単 板 |
切削機械 |
木 目 |
単板厚 |
単板幅 |
ロータリー単板
ハーフ・ロータリー単板
スライス単板
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ベニヤレース
ハーフ・ラウンド
ベニヤレース
スライサー
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板目
板目、追柾
板目、追柾、柾目
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薄〜厚
薄〜厚
極薄〜厚
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幅広
やや幅広
幅狭
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突き板(ツキ板)には、板目、柾目、杢目がある。国内で使用されるものは柾目が多い。
このほか、寄木風に接着したフリッチをスライスした集成突き板(ツキ板)などもある。 |
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ツキ板の寸法は、樹種や用途、材料の大小による制約はあるが、これを切削する機械の限界もある。 |
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| [長さ] |
スライサー |
5メートル |
| [幅] |
スライサー |
10センチ〜50センチ |
| [厚さ] |
薄物 |
0.13ミリ〜0.4ミリ |
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突き板(ツキ板)は、その多くが化粧用として使用されることから原木は特に優良木の中から選木される。原木は国産のものはもちろん、世界各地から集められる。
原木は製材工場で一定の長さ、幅、厚さのフリッチに木取りする。次にフリッチは煮沸槽に入れて煮沸する。
煮沸されたフリッチは、表面をよく清掃後、切削機(スライサー・ロータリー0にかけて切削し、突き板(ツキ板)とする。
削られた突き板(ツキ板)は、適当な含水率まで下げるよう乾燥される。乾燥方法は自然乾燥、熱風乾燥ロール乾燥、高周波乾燥などがあり、高周波乾燥が最も多く行われている。削られた突き板(ツキ板)を生のまま置くとカビや変色したりする。また、乾燥しすぎると、割れやすくなり取扱いが難しい。
突き板(ツキ板)を作るには、厚さが薄いだけに高度に熟練された技術と細心の注意が要求される。 |
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